屋上から雨漏りしたのでDIYで修繕

部屋の片付けをしていて
押し入れを開けると
押し入れの天井に雨漏りと思われるシミが...
シミを触ってみると湿り気を感じるので
雨漏りをしているようでした。
というのもこの押し入れを
開けるのが久しぶりで
いつから雨漏りを
しているかがわかりません。
押し入れの床は湿っていないので
雨漏りをするようになってからは
まだそれほど時間が
経っているようには見えません。
押し入れの上は屋上です。
どうやら屋上部分のコンクリートの
継ぎ目が弱くなったのか、
コンクリートにひびが入ったのか
理由は不明ですが、
雨漏りが始まったようです。

屋上の様子を確認

屋上に上り
屋上のコンクリートの状態を確認です。
屋上に上がると
排水口の周りに草やコケがついて
水の流れが悪くなり
水が溜まっていました。
コンクリート自体も長い期間の汚れで
表面は見えにくくなっていました。
どうやら最初は
屋上の掃除が必要です。

屋上のゴミ取り

取りあえずは、
屋上のゴミ取りです。
ゴミ取りをするだけでも
雨水の流れが良くなり
排水性が向上して
雨漏りは改善するはずです。
そういえば屋上の掃除は、
私はした覚えが有りません。
この雨漏りをしている屋上は
階段が有るわけではなく
脚立を使わないと登れません。
どうしても屋上に上がるのに
手間がかかる分
掃除なども疎かになっていました。
屋上の掃除をすると結構な量の
草やコケまたは土が取れました。

表面の汚れを洗い流す

ゴミ取りをした後は、
コンクリートの表面の汚れを
洗い流していきます。
長い期間の汚れです。
屋上までホースを使って
水が使えるようにして
たわしでコンクリート表面の
汚れを取っていきます。
デッキブラシ（ぼうずり）が
無かったので
たわしを使いましたが、
デッキブラシでした方が
早くきれいに汚れが落ちると思います。
汚れが落ちれば、
コンクリートのひびなど
雨漏りの原因箇所だと
思われる場所も見つかりやすくなります。
※雨漏りの特定できない場合も有ります。

乾燥させて防水塗装

汚れを落とした後は、
コンクリートの表面を乾燥させます。
乾燥した後は、
コンクリートの表面に
防水塗装をしていきます。
私は防水塗装に
日本ミラコン産業雨もり補修液
を使いました。
これは以前に倉庫の外壁の
ひび割れ箇所・
自宅の違う個所の修繕用の
防水塗装に使って
外壁からの雨漏りが止まったので
今回もこの製品を使いました。
※大きすぎるひびには効果は有りません。

コンクリートの表面を見えると
これが原因だとわかりやすい
大きくひび割れている場所は
有りませんでしたが、
何となくここから雨漏りかな？
と思える小さいひび割れは確認ができました。
雨漏りの原因になりそうな
ひび割れの箇所、コンクリートと
コンクリートの継ぎ目の部分と
水が溜まりやすい場所は
雨もり補修液を原液のまま塗装して
その他の場所は水で薄めて
塗装していきました。

コンクリートの表面は
昔の防水塗装が剥げていて
凹凸が有り
雨もり補修液が吸い込まれていきます。
そのため想定していたよりも
塗装できる面積が少なくなりました。
屋上の全面は1回は塗れましたが、
2回目の塗装は塗料が足りなかったので
日を改めて塗装をします。

一回目の塗装の後に
雨が降りましたが、
雨漏れをした押し入れの天井は
塗れていなかったので
とりあえずは雨漏りの修繕は
出来たのかと思っています。

塗装の後は乾燥

雨もり補修液をコンクリートの表面に
塗装した後は乾燥です。
コンクリートの表面に
塗ったところは少し光沢が出ます。
コンクリートではそれほど目立ちませんが、
白色の塗装の上に塗ると
光沢が出て目立ちます。
今回は屋上で人目は考えなくていいですが、
人目に付く場所で使う時は、
見た目も一考しておいた方が
いいかもしれません。

排水溝の掃除も

水で汚れを洗い流している時に
流れ出た泥で排水溝が
詰まってしまいました。
泥が排水溝の曲がった場所
などに溜まっていたみたいで
下の階の排水溝が有る
ベランダに屋上の掃除で
流した泥水が溢れていました。

排水溝の空いたスペースに針金を突っ込み
ホースで水を出して
かき回してどうにか
詰まった泥を洗い取りました。
排水溝も数年に一度は
修繕が必要だと思いました。
排水溝の掃除も終わり
屋上の塗装を再度塗って
今回の雨漏り修繕はお終いの予定です。

DIYで雨漏り

今住んでいる家は
もうすぐ築50年になります。
建物自体が老朽化して
もうじき解体工事をする事になります。
老朽化が進んで解体となると
今回みたいに雨漏りをすると
プロの業者に頼んで
修繕とはいきません。
どうしてもDIYで
解体するまでの数年間だけ
雨漏りが止まればと
なってしまいます。
長く使う時はそれなりの料金には
なりますがプロの業者に頼んで
修繕をするようにした方が
良いのではとは思いました。
塗装はともかくとして
掃除は素人でも出来るので
定期的には掃除はするようには
した方が建物が長持ちすると思います。