小型PC(Raspberry Pi)を使った太陽光発電所の遠隔監視方法
太陽光発電所の遠隔監視方法として
小型PC(Raspberry Pi)を
使ったシステムを考えてみました。
小型PC(Raspberry Pi)は日本語では、
ラズベリーパイなどと呼ばれている
手のひらサイズのPCです。
WindowsやMacとは違うOS(linux系)が
搭載されています。
興味が有る方は本屋さんに行けば、
ラズベリーパイの書籍も
たくさん並んでいると思います。
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太陽光発電所の遠隔監視方法
私が考えた太陽光発電所の
遠隔監視方法の仕組みは
小型PC(Raspberry Pi)に
USB接続可能なWEBカメラで、
小型PC(Raspberry Pi)のタイマー(CRON)を使って、
検針メータを毎日決まった
同じ時間に撮影をします。
その画像をクラウドに保管します。
保管といっしょに小型PC(Raspberry Pi)から
Gmail経由でメール送信をします。
クラウドに保管した画像は
PC・スマホからアクセスをして
検針メータの数字を見る事ができます。
検針メータの数字を見る事によって
太陽光発電所が発電をしているかを
遠隔監視する仕組みです。
さらにGmailの指定した
メールアカウントにも
画像付きのメールを送信しているので、
メールからも見る事ができるような
仕組みにしています。
利用したPCなど
今回使用した太陽光発電所の
遠隔監視に用いた機器です。
- ラズベリーパイ(SD Card 8G)
- インタネットアクセス用ルータ
- WEBカメラ
- USB延長ケーブル
- LANケーブル
小型PC(Raspberry Pi)を利用した遠隔監視の利点
小型PC(Raspberry Pi)を
用いた遠隔監視の
利点としては下記のような事が
利点になると思います。
自作のプログラムを動かす事ができます。
小型PC(Raspberry Pi)はPCなので
自作したプログラムを
好きなように使う事が出来ます。
自作のプログラムを使えば、
今回の場合は写真を撮影したり、
メールを送信したりといろいろな事が
簡単にできるようになります。
簡単なphp,Pythonなどでスクリプトを
書くことができれば、
上記の機能を実装はできると思います。
低コストで遠隔監視システムの導入が可能
機能的には検針メータの値を
確認する程度の太陽光発電所の
遠隔監視しかできませんが、
低コストで遠隔監視システムの導入が可能です。
普通のPCを使うのと比べて
かなりコストは低く出来ると思います。
コンパクトなサイズなので置き場所に困らない
PC(aspberry Pi)自体が手のひらサイズの大きさです。
小さくコンパクトなので置き場所に困りません。
配電盤にすべての機材を格納でき、
日光・雨・熱・水滴の対策も楽にできます。
熱対策も楽
普通のPCと違い
PC(aspberry Pi)は消費電力が小さいので
配電盤の中が熱くなりません。
熱くならないので配電盤自体にファンを
付けたりする熱対策を取る必要がありません。
小型PC(Raspberry Pi)を利用したを利用した遠隔監視の問題点
小型PC(Raspberry Pi)を用いた遠隔監視の
問題点としては下記のような事が問題点になると思います。
耐久性に問題が
Raspberry Piは本来は、
屋外で使う事を想定していません。
稼働時間なども本来の使い方では
想定外の使い方なので、
耐久性に問題が出る可能性が有ります。
カメラの配置場所に制約
検針メータを撮影するWebカメラが
配電盤内に接地する必要が有るので
検針メータからの距離などで、
カメラの配置場所に制約が
できてしまいます。
撮影不可能な時間が出来る
検針メータを格納した
配電盤の場所によっては
逆光で検針メータの値を
読み取れない時間が出来てしまいます。
私の太陽光発電所の配電盤は、
昼間の日差しのきつい時間は
逆光で検針メータの数字が確認できません。
私が小型PC(Raspberry Pi)を利用した遠隔監視を採用した理由
配電盤の中で全ての機材を格納する事が
できるので熱や雨などが原因の障害から
システムを守る事ができる事、
またPCがベースなので
プログラムを自作する事で
私自身のレベルにあった
太陽光発電所の遠隔監視が
やりやすかったというのが理由になります。
またおいおい構成・プログラムなどの
設定方法を書いていきます。
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